「住宅の品質確保の促進等に関する法律」 第1条(目的) に関する以下の文章について、(ア)~(ウ) に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
この法律は、住宅の性能に関する(ア) 及びこれに基づく評価の制度を設け、住宅に係る紛争の処理体制を整備するとともに、(イ) の請負契約又は売買契約における瑕疵担保責任について特別の定めをすることにより、住宅の品質確保の促進、住宅購入者等の利益の保護及び住宅に係る紛争の迅速かつ適正な解決を図り、もって国民生活の安定向上と(ウ) に寄与することを目的とする。
(ア)(イ)(ウ)
正答1
解説
正解は1(ア=表示基準、イ=新築住宅、ウ=国民経済の健全な発展)。
住宅品質確保法(品確法)1条の目的規定の穴埋め問題です。
【選択肢別解説】
ア:「表示基準」が入ります。
品確法は、住宅の性能に関する「表示基準」及びこれに基づく評価の制度(住宅性能表示制度)を設けています。
「性能基準」という語は用いられていません。
イ:「新築住宅」が入ります。
品確法の瑕疵担保責任の特例(構造耐力上主要な部分等の10年間の担保責任)は、新築住宅の請負契約又は売買契約に限って適用されます。
ウ:「国民経済の健全な発展」が入ります。
品確法1条は「国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする」と定めています。
1:○ 表示基準・新築住宅・国民経済の健全な発展の組合せで正しい記述です。
2:× イの「住宅」とウの「公共の福祉の増進」が誤りです。
3:× アの「性能基準」とイの「住宅」が誤りです。
4:× アの「性能基準」とウの「公共の福祉の増進」が誤りです。
【ポイント】
品確法の3本柱は「住宅性能表示制度」「紛争処理体制」「新築住宅の瑕疵担保責任の特例(10年)」です。
瑕疵担保の特例は「新築住宅」に限られる点が特に重要です。
※品確法では2020年の民法改正後も「瑕疵」の用語が維持されています。