国土交通省策定による長期修繕計画作成ガイドライン(以下、本問において「本ガイドライン」 という。) によれば、次の記述のうち、「ガイドラインの目的」 として最も不適切なものはどれか。
正答4
解説
正解は4。
長期修繕計画作成ガイドライン(2008年策定)が掲げる「目的」の内容を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ ガイドラインは、マンションにおける長期修繕計画の作成又は見直し及び修繕積立金の額の設定に関して基本的な考え方等と長期修繕計画標準様式を使用しての作成方法を示すことで、「適切な内容の長期修繕計画の作成」を促すことを目的としています。
2:○ 同様に「長期修繕計画に基づいた修繕積立金の額の設定」を促すことも目的に含まれます。
3:○ これらにより、マンションの「計画修繕工事の適時適切かつ円滑な実施」を図ることが目的として明記されています。
4:× 外部の専門的知識を有する者による専門委員会を設置し、長期修繕計画の基本方針を決定させることを促す、という内容はガイドラインの目的に含まれていません。
長期修繕計画の作成・見直しは管理組合(総会の決議)が主体となって行うものであり、専門家は必要に応じて活用するという位置付けです。
【ポイント】
ガイドラインの目的は「適切な長期修繕計画の作成」「計画に基づく修繕積立金の額の設定」「計画修繕工事の適時適切かつ円滑な実施」の3点です。
※2021年9月の改訂でもこの目的の骨格は維持されています。