国土交通省策定による長期修繕計画作成ガイドラインによれば、次の記述のうち、「長期修繕計画の作成の前提条件」として、適切なものはいくつあるか。
ア推定修繕工事は、建物及び設備の性能・機能を新築時と同等水準に維持、回復させる修繕工事を基本とする。
イ区分所有者の要望など必要に応じて、建物及び設備の性能を向上させる改修工事を設定する。
ウ計画期間において、法定点検等の点検及び経常的な補修工事を適切に実施する。
エ計画修繕工事の実施の要否、内容等は、事前に調査・診断を行い、その結果に基づいて判断する。
正答4
解説
正解は4(適切なものはア〜エの四つすべて)。
長期修繕計画作成ガイドラインの「長期修繕計画の作成の前提条件」の4項目がそのまま問われています。
【選択肢別解説】
ア:○ 推定修繕工事は、建物及び設備の性能・機能を新築時と同等水準に維持、回復させる修繕工事を基本とするとされています。
イ:○ 区分所有者の要望など必要に応じて、建物及び設備の性能を向上させる改修工事を設定するとされています。
ウ:○ 計画期間において、法定点検等の点検及び経常的な補修工事を適切に実施することが前提条件とされています。
エ:○ 計画修繕工事の実施の要否、内容等は、事前に調査・診断を行い、その結果に基づいて判断するとされています。
よって四つすべてが適切です。
【ポイント】
前提条件は「新築時と同等水準への維持・回復が基本」「必要に応じて性能向上の改修工事を設定」「点検・経常補修は適切に実施」「工事の要否は事前の調査・診断で判断」の4つです。
「性能向上の改修も設定する」が誤りに見えるひっかけになりやすい点に注意しましょう。