正答4
解説
正解は4。
鉄筋コンクリートのかぶり厚さ、熱膨張、中性化、アルカリ骨材反応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 建築基準法施行令79条により、基礎(布基礎の立上り部分を除く)の鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、捨コンクリートの部分を除いて6cm以上としなければなりません。
2:○ コンクリートと鉄筋の線膨張係数はほぼ等しく、温度変化による伸縮の程度がほぼ同じです。
これが鉄筋とコンクリートを一体として用いることができる理由の一つです。
3:○ 中性化とは、硬化したコンクリートが空気中の二酸化炭素の作用で次第にアルカリ性を失い中性に近づく現象です。
中性化が鉄筋位置まで進むと鉄筋が錆びやすくなります。
4:× アルカリ骨材反応とは、骨材中のアルカリ反応性鉱物とコンクリート中のアルカリ分(セメント等に由来する水酸化アルカリ)が反応し、生成物が吸水膨張してコンクリートにひび割れ等を生じさせる現象です。
「骨材と鉄筋」の反応で「鉄筋が発錆し膨張する」のではありません。
鉄筋の発錆・膨張によるひび割れは、中性化や塩害によって生じる現象です。
【ポイント】
アルカリ骨材反応は「骨材」と「アルカリ」の反応で骨材側が膨張する現象です。
鉄筋が錆びて膨張する現象(爆裂)とのすり替えに注意しましょう。