修繕積立金の額の目安を確認する場合に、長期修繕計画の計画期間(以下、本問において「計画期間」という。)全体における修繕積立金の専有面積当たりの月額単価の算出方法の式として、修繕積立金ガイドラインによれば、最も適切なものはどれか。
ただし、機械式駐車場に係る修繕積立金は考慮しないものとする。
a:計画期間当初における修繕積立金の残高(円) b:計画期間全体で集める修繕積立金の総額(円) c:計画期間全体における専用使用料等からの繰入額の総額(円) d:マンションの建築延床面積(m2) e:マンションの総専有床面積(m2) f:長期修繕計画の計画期間(ヶ月) g:計画期間全体における修繕積立金の平均額(円/m2・月)
正答4
解説
正解は4。
修繕積立金ガイドラインにおける、計画期間全体の修繕積立金の平均額(専有面積当たり月額)の算出式を問う問題です。
【選択肢別解説】
修繕積立金ガイドラインでは、計画期間全体における修繕積立金の平均額を次の式で求めます。
g=(a+b+c)÷e÷f
つまり、計画期間当初の積立金残高(a)、計画期間全体で集める修繕積立金の総額(b)、専用使用料等からの繰入額の総額(c)を合計し、総専有床面積(e)と計画期間の月数(f)で割ります。
1:× 専用使用料等からの繰入額(c)を加えていないうえ、分母を建築延床面積(d)としている点が誤りです。
2:× 分母は総専有床面積(e)で正しいですが、専用使用料等からの繰入額(c)を加えていない点が誤りです。
3:× 分子は正しいですが、分母を建築延床面積(d)としている点が誤りです。
修繕積立金は専有面積に応じて負担するため、分母は総専有床面積です。
4:○ (a+b+c)÷e÷fで、ガイドラインの算出式と一致します。
【ポイント】
平均額は「残高+積立総額+繰入額」を「総専有床面積×計画期間の月数」で割る、と覚えましょう。
分母が「延床面積」になっている選択肢がひっかけです。