鉄筋コンクリート造のマンションの劣化等調査方法に関する次の記述のうち、「コンクリートのひび割れ調査,補修・補強指針2022」(公益社団法人日本コンクリート工学会)によれば、最も不適切なものはどれか。
正答3
解説
正解は3。
コンクリートの劣化調査で、調査方法と「何を調べるか」の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ クラックスケールは、ひび割れ幅を測定する器具です。
2:○ 反発度法(リバウンドハンマー、シュミットハンマー)は、コンクリート表面の反発度からコンクリートの圧縮強度を推定する方法です。
3:× 電磁誘導法は、鉄筋の位置やかぶり厚さを推定する方法です。
塩化物イオン濃度は、コンクリートのコアを採取するなどして化学分析(電位差滴定法等)により測定します。
「電磁誘導法により塩化物イオン濃度を推定した」とする点が誤りです。
4:○ 赤外線サーモグラフィ法は、外壁表面の温度分布の差から、タイルやモルタルの浮きを探査する方法です。
【ポイント】
電磁誘導法・電磁波レーダ法=鉄筋探査(かぶり厚さ)、反発度法=圧縮強度、フェノールフタレイン溶液=中性化深さ、赤外線サーモグラフィ・打診=浮き、と対応させて覚えましょう。