正答2
解説
正解は2です。
透析・輸血・不整脈治療・放射線治療など、治療法の基礎知識を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 腹膜を用いた血液浄化法は、腹膜透析です。
血液透析は、体外に取り出した血液を人工の透析膜(ダイアライザー)で浄化する方法です。
2:○ 成分輸血は、患者に必要な血液成分だけを補う方法です。
アルブミン製剤は血漿から精製した成分の製剤であり、成分輸血にあたります。
3:× 移植片対宿主反応(GVHD)は、輸血製剤中の赤血球ではなく、ドナーのリンパ球が患者の組織を攻撃する反応です。
予防には、輸血用血液への放射線照射が行われます。
4:× 心房細動の治療は、抗凝固療法や、心拍数・リズムを整える薬物療法が中心です。
人工ペースメーカは、主に洞不全症候群や房室ブロックなどの徐脈性不整脈に用います。
5:× 放射線治療では、放射線宿酔や粘膜障害により、食欲は増進ではなく低下しやすくなります。
【ポイント】
全血輸血ではなく、赤血球・血小板・血漿など必要な成分だけを補うのが現在の輸血の原則です。
輸血後GVHDは致死率が高いため、照射血を用いて予防します。