正答4
解説
正解は4です。
呼吸運動、気道の自律神経支配、ガス運搬、呼吸機能検査を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 横隔膜は、呼気時ではなく吸気時に収縮します。
収縮して下がることで胸腔が広がり、空気が肺に入ります。
2:× 気管支平滑筋は、副交感神経の興奮で弛緩ではなく収縮します。
交感神経が興奮すると、気管支は拡張します。
3:× 血中二酸化炭素分圧が上昇すると、ヘモグロビンの酸素結合能力は低下します。
これをボーア効果といい、組織での酸素の受け渡しを助けます。
4:○ 二酸化炭素の大部分は、赤血球中の炭酸脱水酵素の働きで炭酸となり、重炭酸イオン(HCO3⁻)として血液中を運ばれます。
5:× 1秒量とは、最大吸気位から最初の1秒間に呼出できる量です。
最大呼気位から吸入する量ではありません。
【ポイント】
1秒量を努力肺活量で割った1秒率が70%未満なら、閉塞性換気障害です。
二酸化炭素の運搬は、重炭酸イオンが約7割を占めます。