正答5
解説
正解は5です。
フグ毒(テトロドトキシン)の性質と中毒症状を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× フグ毒はテトロドトキシンです。
ベロ毒素は、腸管出血性大腸菌がつくる毒素です。
2:× テトロドトキシンは熱に強く、通常の加熱調理では無毒化されません。
3:× 中毒症状は、下痢ではなく、口唇や舌のしびれから始まる神経麻痺です。
重症になると呼吸麻痺で死亡することがあります。
4:× フグ毒の毒性は、マウスユニット(MU)で表されます。
ハウユニット(HU)は、卵の鮮度を表す指標です。
5:○ テトロドトキシンは、フグの卵巣や肝臓に多く蓄積しています。
【ポイント】
テトロドトキシンは神経のナトリウムチャネルを遮断して、神経の興奮伝導を止めます。
有効な解毒剤はなく、人工呼吸などの対症療法が中心になります。