正答3
解説
正解は3です。
トランスセオレティカルモデル(行動変容段階モデル)で、無関心期から関心期へ進むときの変化を問う問題です。
この移行には、問題への気づき(意識の高揚)や、このままではまずいと感じる感情的体験が働きます。
【選択肢別解説】
1:× 家族に野菜料理を頼むのは、周囲の協力を得る行動(援助関係の利用)です。
すでに行動を始めている実行期以降の変化にあたります。
2:× 便秘の改善に気づくのは、行動を続けた結果を実感している状態です。
実行期から維持期にかけての変化であり、無関心期から関心期への移行ではありません。
3:○ 「健康を害する」と危機感を持つのは、感情的体験によって問題を自覚した状態です。
行動の必要性を意識し始めるので、無関心期から関心期への変容にあたります。
4:× 「簡単に摂取できる」とわかるのは、行動の障害が減り自己効力感が高まる変化です。
行動の準備を進める関心期から準備期にかけての変化といえます。
5:× 野菜を常に冷蔵庫に入れておくのは、行動を起こしやすくする刺激統制です。
実行期・維持期で用いられる変容プロセスです。
【ポイント】
前半の段階(無関心期・関心期)では意識の高揚や感情的体験などの「認知的プロセス」が、後半(実行期・維持期)では刺激統制や援助関係などの「行動的プロセス」が有効です。