正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているもの(水分必要量の算定に用いない項目)を選ぶので、○ が答えです。
水分必要量は、体外へ失われる水分量(排泄量・喪失量)を補うように算定します。
【選択肢別解説】
1:× 嘔吐量は体外へ失われる水分なので、水分必要量の算定に用います。
2:× ドレーンからの排液量は体外へ失われる水分なので、算定に用います。
3:× 不感蒸泄量は、皮膚や呼気から自覚なく失われる水分です。
成人で1日約900 mL程度あり、算定に用います。
4:× 便量は便とともに失われる水分を含むので、算定に用います。
下痢があると喪失量は大きく増えます。
5:○ 胃液は消化管内に分泌され、その大部分は腸で再吸収される体内の循環水分です。
嘔吐やドレナージで体外に出ない限り喪失にはならないため、分泌量そのものは算定に用いません。
【ポイント】
水分出納は「摂取(飲水・食物中の水・代謝水)=排泄(尿・便・不感蒸泄)」で考えます。
病的な喪失として、嘔吐・下痢・ドレーン排液・発熱による不感蒸泄の増加を加算します。