正答3
解説
正解は3です。
たんぱく質・エネルギー栄養障害(PEM)は、マラスムス型とクワシオルコル型に分けられます。
マラスムスはエネルギーとたんぱく質がともに長期間不足した状態で、クワシオルコルは主にたんぱく質が不足した状態です。
【選択肢別解説】
1:× 体重減少と肝腫大なしは正しいものの、血清アルブミン値低下「有」が誤りです。
マラスムスでは、体たんぱく質を分解して血清アルブミンを維持するため、低下は軽度にとどまります。
2:× 体重減少ありは正しいものの、肝腫大「有」とアルブミン低下「無」の組合せが誤りです。
肝腫大(脂肪肝)はクワシオルコルの特徴です。
3:○ 体重減少あり、肝腫大なし、血清アルブミン値低下なしは、マラスムスの特徴に一致します。
著しいやせが目立つ一方、浮腫や肝腫大はみられにくい病態です。
4:× 体重減少「無」、肝腫大「有」、アルブミン低下「有」は、クワシオルコルに近い特徴です。
マラスムスでは著しい体重減少がみられます。
5:× 体重減少「無」と肝腫大「有」がマラスムスの特徴と合いません。
【ポイント】
マラスムスは「やせ型・アルブミンは保たれる」、クワシオルコルは「浮腫・肝腫大・低アルブミン血症」と対比して覚えます。
クワシオルコルでは、体重は浮腫のため見かけ上減りにくい点も特徴です。