正答2
解説
正解は2です。
日本料理の様式(本膳料理・精進料理・普茶料理・懐石料理・会席料理)の特徴を問う問題です。
それぞれの成立した時代と背景、供し方の特徴を区別することがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× 本膳料理は、江戸時代ではなく室町時代に始まった食事様式です。
武家の儀礼的な饗応料理として成立し、江戸時代に広まりました。
2:○ 精進料理は、植物性食品を中心にした食事様式です。
仏教の殺生を禁じる教えにもとづき、肉や魚を使わず、穀類・豆類・野菜などで作ります。
3:× 普茶料理は、肉類を用いないのが特徴です。
江戸時代に中国から伝わった禅宗(黄檗宗)の精進料理で、大皿に盛った料理を取り分けて食べます。
4:× 懐石料理は、茶事の後ではなく、濃茶をいただく前に供される軽い食事です。
空腹のまま濃茶を飲むと胃に負担がかかるため、その前に出されます。
5:× 会席料理は、はじめに飯と汁が出るのではありません。
酒宴を目的とした料理で、酒とともに料理を楽しみ、飯と汁は最後に出されます。
【ポイント】
はじめに飯・汁・向付が出るのは、懐石料理の特徴です。
本膳料理は室町時代、懐石料理は安土桃山時代、普茶料理と会席料理は江戸時代に成立しました。