正答3
解説
正解は3です。
乳幼児期の生理的な特徴(脈拍・体水分・黄疸・乳歯・免疫)を問う問題です。
成人と比べてどう違うか、月齢とともにどう変化するかを押さえておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 脈拍数は、年齢とともに増加するのではなく減少します。
新生児では1分間に120〜140回程度ですが、成長とともに成人の60〜80回程度に近づきます。
2:× 体重当たりの体水分量は、成人より少ないのではなく多いです。
体水分量は新生児で約80%、乳児で約70%であり、成人の約60%より高くなります。
3:○ 新生児の生理的黄疸は、生後2〜3日頃に出現します。
胎児期の赤血球が壊れてビリルビンが増える一方、肝臓の処理能力が未熟なためで、多くは1〜2週間で消えます。
4:× 乳歯は、生後2〜3か月ではなく6〜8か月頃に生え始めます。
最初に生えるのは下の前歯です。
5:× 血清免疫グロブリン(IgG)値は、生後3か月まで上昇するのではなく低下します。
胎盤を通じて母親から受け取ったIgGが減っていき、生後3〜6か月頃に最も低くなります。
【ポイント】
乳児は体水分量が多く、腎臓の濃縮力も未熟なため、脱水を起こしやすい特徴があります。
母親由来のIgGが減る生後3〜6か月頃は、乳児が感染症にかかりやすくなる時期です。