正答5
解説
正解は5です。
意思決定バランスとは、行動を変えることの恩恵(メリット)と負担(デメリット)を比べることです。
トランスセオレティカルモデルの構成要素の1つで、恩恵が負担を上回ると行動変容が進みやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× 食事と運動のどちらを先に改善できるかは、取り組む行動の選択を問う質問です。
メリットとデメリットの比較ではありません。
2:× 自分のためか家族のためかは、減量の動機を問う質問です。
恩恵と負担のバランスを把握する質問ではありません。
3:× 1か月の減量目標を問うのは、目標設定のための質問です。
意思決定バランスの把握ではありません。
4:× すぐに始めるか来月からかは、行動を始める時期、つまり準備性を問う質問です。
行動変容段階の把握に役立つ質問であり、意思決定バランスではありません。
5:○ 減量のメリットとデメリットのどちらを強く感じるかは、意思決定バランスそのものを問う質問です。
恩恵と負担の比較から、行動変容への意欲を把握できます。
【ポイント】
無関心期では負担の認識が恩恵を上回り、段階が進むと恩恵の認識が負担を上回るようになります。
栄養教育では、恩恵を増やし負担を減らす働きかけで意思決定バランスを動かします。