60歳、男性。
正常時体温 36.0℃、入院時体温 38.0℃。
ベッド上安静となった。
エネルギー必要量を推定する場合の活動係数とストレス係数の組合せである。
正しいのはどれか。
1つ選べ。
活動係数 ストレス係数
正答2
解説
正解は2です。
ハリス・ベネディクトの式などで求めた基礎エネルギー消費量に、活動係数とストレス係数を掛けてエネルギー必要量を推定します。
本問ではベッド上安静という活動状況と、2℃の体温上昇から係数を選びます。
【計算】
体温上昇=38.0℃-36.0℃=2.0℃
体温が1℃上がるごとに代謝はおよそ13%増えるとされます。
ストレス係数=1.0+0.13×2=1.26(約1.3)
活動係数はベッド上安静なので1.2です。
【選択肢別解説】
1:× 活動係数1.2は正しいですが、ストレス係数1.0は誤りです。
1.0は発熱などのストレスがない場合の値で、2℃の発熱があるため約1.3となります。
2:○ 活動係数1.2、ストレス係数1.3の組合せが正しいです。
ベッド上安静の活動係数は1.2、2℃の発熱によるストレス係数は約1.3となるためです。
3:× 活動係数1.5は、ベッド上安静ではなく日常生活程度の活動に相当する値です。
また、ストレス係数1.0も発熱を考慮していません。
4:× ストレス係数1.3は正しいですが、活動係数1.5は誤りです。
ベッド上安静の活動係数は1.2です。
5:× 活動係数1.5、ストレス係数1.5はどちらも過大です。
【ポイント】
活動係数はベッド上安静1.2、ベッド外活動あり1.3が目安です。
エネルギー必要量=基礎エネルギー消費量×活動係数×ストレス係数の式の形で覚えます。