正答4
解説
正解は4です。
褥瘡(床ずれ)の予防と治癒には、十分なエネルギーとたんぱく質による低栄養の改善が重要です。
【選択肢別解説】
1:× たんぱく質の摂取量を推定平均必要量とするのは少なすぎます。
組織の修復に多くのたんぱく質が必要なため、体重1 kg当たり1.25〜1.5 g程度を目安に十分に与えます。
2:× BMI 25 kg/m²以上を目標とするのは誤りです。
BMI 25 kg/m²以上は肥満であり、低栄養を改善して適正な体重に近づけることが目標です。
3:× 水分を制限してはいけません。
脱水は皮膚の弾力を低下させ、褥瘡の発生や悪化の原因になるためです。
4:○ 血清アルブミン値をモニタリングします。
血清アルブミン値は低栄養の指標の1つで、褥瘡の発生リスクや治癒の経過を評価するのに用いられます。
5:× ウエスト周囲長は、褥瘡の栄養管理のモニタリング項目ではありません。
ウエスト周囲長は内臓脂肪の蓄積を評価する指標です。
【ポイント】
褥瘡の栄養管理では、エネルギー・たんぱく質に加えて、亜鉛・アルギニン・ビタミンCなど創傷治癒に関わる栄養素も補います。
体重の変化や食事摂取量もあわせて継続的に評価します。