正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
細菌の増殖に必要な条件(水分活性・食塩濃度・酸素・光)を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
細菌が増殖できる水分活性の下限はおおむね0.90で、クロストリジウム属細菌も水分活性の高い範囲で増殖します。
2:× 記述は正しいです。
バシラス属細菌には耐塩性の高いものが多く、10%程度の食塩濃度でも生育できます。
3:× 記述は正しいです。
通性嫌気性菌は、酸素があってもなくても生育できる細菌です。
大腸菌やブドウ球菌などが該当します。
4:○ 記述が誤りです。
偏性嫌気性菌は、酸素があると増殖できません。
酸素から生じる有害な活性酸素を分解する酵素をもたないためで、ボツリヌス菌やウェルシュ菌が代表例です。
5:× 記述は正しいです。
好気性菌は、有機物を酸化してエネルギーを得るため、光がなくても生育できます。
【ポイント】
偏性嫌気性菌(ボツリヌス菌・ウェルシュ菌)は真空包装や缶詰、大量調理の鍋の底などの酸素のない環境で増えます。
水分活性は細菌でおよそ0.90以上、カビは0.80程度まで増殖できます。