正答5
解説
正解は5です。
寒冷環境で体温を保つための身体の反応(熱産生の増加と熱放散の抑制)を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ふるえによる産熱は、減少するのではなく増加します。
骨格筋が不随意に収縮して熱をつくります。
2:× 基礎代謝量は、減少するのではなく増加します。
寒冷に慣れると甲状腺ホルモンの作用などで代謝が高まります。
3:× 血圧は、低下するのではなく上昇します。
皮膚の血管が収縮して末梢の血管抵抗が増すためです。
4:× 皮膚血流量は、増加するのではなく減少します。
皮膚の血管を収縮させて、体表からの熱の放散を抑えます。
5:○ アドレナリンの分泌は、増加します。
交感神経が興奮し、アドレナリンやノルアドレナリンが代謝を高めて熱産生を促します。
【ポイント】
寒冷時は「熱をつくる(ふるえ・代謝亢進)」と「熱を逃がさない(皮膚血管収縮)」の両面で体温を保ちます。
暑熱時はその逆で、皮膚血流量と発汗が増えます。