80歳、男性。
脳梗塞を発症し入院、嚥下障害が認められた。
患者は、食べたくないと訴えている。
嚥下訓練を行いミキサー食を摂取できるようになった。
栄養ケアの記録とその内容の組合せである。
正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5です。
栄養ケアの記録(SOAP形式の経過記録)と退院時要約の内容を区別する問題です。
S(主観的情報)は患者の訴え、O(客観的情報)は年齢・身体計測・検査値・病歴などの事実、A(アセスメント)は評価・判断、P(計画)は今後の方針です。
【選択肢別解説】
1:× 年齢の「80歳」は、患者の感じ方ではなく客観的な事実です。
主観的情報ではなく、客観的情報にあたります。
2:× 「食べたくない」は患者本人の訴えです。
客観的情報ではなく、主観的情報にあたります。
3:× 「嚥下訓練を行った」は、実施した内容の記録です。
情報をもとに評価・判断した内容ではないので、アセスメントにはあたりません。
4:× 脳梗塞の既往(病歴)は、事実に基づく客観的情報です。
今後の方針を示す計画ではありません。
5:○ 退院時要約には、入院中の経過と退院時の到達状況をまとめて記録します。
「ミキサー食を摂取できるようになった」は栄養管理の成果であり、退院時要約に記載する内容です。
【ポイント】
本人の言葉はS、測定値や病歴などの事実はO、判断はA、方針はPと分けます。
年齢や既往歴は、本人が話した内容であっても客観的情報として扱います。