正答4
解説
正解は4です。
胃食道逆流症(GERD)は、胃の内容物が食道へ逆流して胸やけなどを起こす病気です。
下部食道括約筋(LES)の圧を下げるもの、胃の内圧を上げるもの、食道粘膜を刺激するものを避けるのが栄養管理の基本です。
【選択肢別解説】
1:× 食後すぐに仰臥位(あおむけ)をとると、胃の内容物が食道へ逆流しやすくなります。
食後2〜3時間は横にならず、上体を起こした姿勢を保ちます。
2:× 1回の食事量が多いと胃の内圧が上がり、逆流が起こりやすくなります。
1回量を少なくし、必要なら回数を分けます。
3:× 高脂肪食は、下部食道括約筋の圧を下げ、胃の排出も遅らせます。
逆流を悪化させるため、脂肪の多い食事は控えます。
4:○ カフェインは下部食道括約筋をゆるめ、胃酸の分泌も促します。
逆流の誘因となるため、摂取を控えます。
5:× かんきつ類は酸味が強く、炎症のある食道粘膜を刺激して症状を悪化させます。
多く摂取するのではなく、控えるべき食品です。
【ポイント】
GERDで控えるものは、脂肪の多い食事、カフェイン、アルコール、チョコレート、酸味や香辛料の強い食品です。
「少量の食事」と「食後すぐに横にならない」もあわせて覚えます。