正答2
解説
正解は2です。
ショック、低血糖、チアノーゼ、浮腫などの主な症候の成り立ちを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ショック状態では、血圧は上昇ではなく低下しています。
全身の末梢循環が保てなくなり、臓器に十分な血液が届かない状態です。
2:○ 低血糖になると、交感神経が刺激されます。
血糖を上げるためにアドレナリンが分泌され、動悸、発汗、手指の震えなどの症状が現れます。
3:× チアノーゼは、貧血では出現しにくくなります。
チアノーゼは還元ヘモグロビンが一定量以上に増えると現れるため、ヘモグロビン量自体が少ない貧血では目立ちません。
4:× 体重は、バイタルサイン(生命徴候)に含まれません。
バイタルサインは体温、脈拍、呼吸、血圧で、意識レベルを加えることもあります。
5:× 浮腫は、血漿膠質浸透圧の上昇ではなく低下により出現します。
低アルブミン血症などで膠質浸透圧が下がると、水分が血管外へ移動して浮腫になります。
【ポイント】
低血糖の症状は、交感神経症状(動悸・発汗・振戦)と中枢神経症状(意識障害など)に分けて整理しましょう。
浮腫の原因には、膠質浸透圧の低下のほか、静脈圧の上昇や血管透過性の亢進があります。