正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
ウェルニッケ脳症、アルツハイマー病、パーキンソン病の原因と症状を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ウェルニッケ脳症は、ビタミンB12ではなくビタミンB1の欠乏で起こります。
意識障害、眼球運動障害、運動失調が主な症状で、アルコール多飲者に多くみられます。
2:○ アルツハイマー病では、脳萎縮がみられます。
アミロイドβやタウたんぱく質の蓄積で神経細胞が脱落し、海馬を中心に大脳が萎縮します。
3:× アルツハイマー病では、見当識は保たれず障害されます。
記憶障害に加えて、時間や場所がわからなくなる見当識障害が中核症状の一つです。
4:× パーキンソン病では、片麻痺はみられません。
片麻痺は脳卒中などで運動神経の経路が障害されたときに起こる症状です。
5:○ パーキンソン病では、錐体外路症状がみられます。
中脳黒質のドーパミン神経細胞が減り、安静時振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害が現れます。
【ポイント】
パーキンソン病の4大症状は、安静時振戦、筋固縮、無動(寡動)、姿勢反射障害です。
ビタミンB1欠乏はウェルニッケ脳症と脚気、ビタミンB12欠乏は巨赤芽球性貧血と覚えましょう。