正答4
解説
正解は4です。
赤血球・血小板・白血球の性質や寿命、造血の調節を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 赤血球の寿命は、約21日ではなく約120日です。
古くなった赤血球は主に脾臓で壊されます。
2:× 赤芽球の分裂・増殖は、エリスロポエチンにより抑制されるのではなく促進されます。
エリスロポエチンは主に腎臓でつくられ、酸素不足に反応して分泌が増えます。
3:× 血小板は、核をもちません。
骨髄の巨核球の細胞質がちぎれてできた細胞片だからです。
4:○ 単球が血管外へ遊走すると、マクロファージになります。
組織に入った単球はマクロファージに分化し、異物の貪食や抗原提示を担います。
5:× 肥満細胞は、異物を貪食する細胞ではありません。
ヒスタミンなどの化学伝達物質を放出し、即時型(I型)アレルギーに関わります。
異物を貪食するのは、好中球やマクロファージです。
【ポイント】
腎機能が低下するとエリスロポエチンが減り、腎性貧血になります。
貪食能をもつのは好中球、単球・マクロファージ、樹状細胞です。