正答5
解説
正解は5です。
食品安全行政におけるリスク評価とリスク管理の担当機関、食品添加物・残留農薬の基準設定を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 食品のリスク評価は、農林水産省ではなく食品安全委員会が行います。
食品安全委員会は内閣府に置かれ、科学的かつ中立的に健康への影響を評価します。
2:× 食品のリスク管理は、食品安全委員会ではなく、厚生労働省、農林水産省、消費者庁などが行います。
リスク評価の結果を踏まえて、基準の設定や規制を行うことがリスク管理です。
3:× 食品添加物のADI(1日摂取許容量)は、厚生労働省ではなく食品安全委員会がリスク評価で設定します。
4:× 指定添加物は、出題当時は消費者庁長官ではなく厚生労働大臣が指定していました。
5:○ 食品中の農薬の残留基準は、出題当時、食品衛生法に基づいて厚生労働大臣が設定していました。
残留基準が設定されていない農薬には一律基準を適用するポジティブリスト制度がとられています。
【ポイント】
リスク分析は、リスク評価(食品安全委員会)、リスク管理(各省庁)、リスクコミュニケーション(関係者全体)の3要素からなります。
なお、2024年4月から食品の規格基準の策定などは厚生労働省から消費者庁へ移管されています。