正答4
解説
正解は4です。
初乳と成熟乳の成分の違い、乳汁分泌の調節、母親の食事や嗜好品が母乳に与える影響を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 乳糖は、初乳より成熟乳に多く含まれます。
初乳はたんぱく質やミネラルが多く、成熟乳になるにつれて乳糖と脂質が増えます。
2:× ラクトフェリンは、成熟乳より初乳に多く含まれます。
初乳には、ラクトフェリンや分泌型IgAなどの感染防御因子が豊富です。
3:× 吸啜刺激は、プロラクチンの分泌を抑制するのではなく促進します。
乳児が乳首を吸う刺激で、プロラクチンとオキシトシンの分泌が高まります。
4:○ 母乳の脂肪酸組成は、母親の食事内容の影響を受けます。
たとえば魚を多く食べる母親の母乳では、DHAなどのn-3系脂肪酸が多くなります。
5:× 母親の摂取したアルコールは、母乳に移行します。
乳児の発育や睡眠に悪影響を及ぼすおそれがあるため、授乳中の飲酒は控えるよう勧められています。
【ポイント】
初乳は免疫物質とたんぱく質が多く、成熟乳は乳糖と脂質が多いと覚えましょう。
アルコール、ニコチン、カフェイン、多くの薬剤は母乳に移行します。