正答3
解説
正解は3です。
更年期に起こる性ホルモンの変化と、それに伴う脂質代謝・骨代謝の変化を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 更年期には、血清HDLコレステロール値は上昇ではなく低下します。
エストロゲンが減少すると、LDLコレステロールが増え、HDLコレステロールが減る傾向があります。
2:× 更年期には、エストロゲンの分泌量は増加ではなく減少します。
卵巣の機能が低下するためです。
3:○ 更年期には、黄体形成ホルモン(LH)の分泌量が増加します。
エストロゲンが減ると下垂体への負のフィードバックが弱まり、LHの分泌が増えます。
4:× 卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量は、減少ではなく増加します。
LHと同じく負のフィードバックが弱まるためで、FSHの上昇は閉経の指標として用いられます。
5:× 更年期には、骨吸収は抑制されるのではなく促進されます。
エストロゲンには骨吸収を抑える作用があり、その減少で骨量が減りやすくなります。
【ポイント】
更年期は、エストロゲンが減少し、LHとFSHが増加すると覚えましょう。
エストロゲンの減少は、脂質異常症と骨粗鬆症のリスクを高めます。