災害を想定して、校区ごとに防災ネットワークを設立することになった。
地域のソーシャルキャピタルを高めるための、管理栄養士の働きかけに関する記述である。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
ソーシャルキャピタルとは、地域の人々の信頼関係、互いに助け合う規範、人と人とのネットワークのことです。
これを高めるには、住民どうしが協力して活動する場をつくる働きかけが有効です。
【選択肢別解説】
1:× 支援の優先度が高い人を把握することは、災害時要配慮者の情報管理です。
重要な取組ですが、住民どうしのつながりを強めるものではありません。
2:× 非常食の確保を個人に促すことは、自分で備える自助の取組です。
住民相互の信頼や協力関係を育てるソーシャルキャピタルの向上にはつながりにくいです。
3:○ 避難所運営訓練で住民が協力して炊き出しを行うと、住民どうしの交流と協力が生まれます。
互助の関係とネットワークが育つので、最も適切です。
4:× 救援物資の搬入ルートの確認は、物流や行政の体制整備の取組です。
住民のつながりを高める働きかけではありません。
【ポイント】
ソーシャルキャピタルの構成要素は「信頼」「互酬性の規範」「ネットワーク」です。
災害時の自助・共助・公助のうち、共助を育てる取組がソーシャルキャピタルの醸成に当たります。