正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
日本肥満学会の肥満症診療ガイドライン2016に基づいて考えます。
肥満症の治療の目的は、体脂肪を減らして健康障害を改善することです。
【選択肢別解説】
1:× 高度肥満症は、BMI 30kg/m2以上ではなく、BMI 35kg/m2以上の肥満症をいいます。
2:○ 高度肥満症で食事療法や運動療法の効果が不十分な場合は、外科療法(減量・代謝改善手術)が選択されます。
治療法として外科療法があるので正しいです。
3:× 減量で目指すのは体脂肪量の減少です。
除脂肪体重(主に筋肉)はできるだけ維持するように努めます。
4:○ 超低エネルギー食(VLCD)は、1日600kcal以下の食事療法と定義されます。
記述は正しいです。
5:× VLCDではケトーシスや高尿酸血症、胆石などが起こりやすくなります。
乳酸アシドーシスはビグアナイド薬などで問題になる副作用で、VLCDの代表的な合併症ではありません。
【ポイント】
通常の肥満症の食事療法では、1日のエネルギー量を標準体重1kg当たり25kcal以下に設定します。
VLCDは医師の管理下で、主に高度肥満症に対して行います。