正答3
解説
正解は3です。
消化器疾患それぞれの病態に合わせて、何を制限し、何を補うかを正しく結びつける問題です。
【選択肢別解説】
1:× 胃・十二指腸潰瘍では、炭水化物を制限する必要はありません。
胃酸の分泌を促す香辛料やアルコール、カフェインなどの刺激物を控えます。
2:× たんぱく漏出性胃腸症では、腸管からたんぱく質が失われて低たんぱく血症になります。
制限ではなく、高たんぱく質食で補います。
3:○ C型慢性肝炎では、肝臓に鉄が蓄積して酸化ストレスを生じ、肝障害を進めます。
鉄の摂取を制限する鉄制限食が勧められるので正しいです。
4:× 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)では、エネルギーの過剰摂取を控えることが基本です。
食物繊維は糖や脂質の吸収を緩やかにするので、制限せずに十分摂取します。
5:× 胆石症では、水分を制限する必要はありません。
胆嚢の収縮を強く促す脂質の摂取を控えます。
【ポイント】
C型慢性肝炎の鉄制限食では、鉄の摂取量を1日6〜7mg程度に抑えます。
レバーや赤身の肉・魚、鉄強化食品などを控えるよう指導します。