正答5
解説
正解は5です。
保健統計の指標が、どの統計調査から得られるかを問う問題です。
人口静態は国勢調査、人口動態は人口動態統計、世帯の健康状況は国民生活基礎調査が基本です。
【選択肢別解説】
1:× 老年人口指数は人口動態統計ではなく、国勢調査などの人口静態統計から算出します。
老年人口指数は、老年人口(65歳以上)を生産年齢人口(15〜64歳)で割って100を掛けたものです。
2:× 通院者率は国勢調査ではなく、国民生活基礎調査から得られます。
国民生活基礎調査の健康票で、傷病で通院している人の割合を把握しています。
3:× 食料費は国民健康・栄養調査ではなく、総務省の家計調査から得られます。
国民健康・栄養調査は、身体状況、栄養摂取状況、生活習慣を調べる調査です。
4:× 平均余命は患者調査ではなく、生命表から得られます。
生命表は人口動態統計の死亡数と国勢調査などの人口を基に作成されます。
患者調査は、医療機関を利用する患者の傷病の状況を把握する調査です。
5:○ がん検診の受診率は、国民生活基礎調査の健康票で把握されています。
健康日本21などで用いられるがん検診受診率の指標も、この調査の結果です。
【ポイント】
国民生活基礎調査は、有訴者率、通院者率、がん検診受診率、介護の状況など世帯単位の健康情報を得る調査です。
患者調査は受療率、国勢調査は人口構成と覚えて区別しましょう。