正答2
解説
正解は2です。
酸塩基平衡、ホルモン分泌のリズム、水分喪失、熱産生など、体の恒常性の仕組みを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 過呼吸では、呼吸性アシドーシスではなく呼吸性アルカローシスがみられます。
二酸化炭素が過剰に吐き出され、血液中の二酸化炭素が減って血液がアルカリ性に傾くためです。
2:○ アルドステロンの過剰分泌により、代謝性アルカローシスが起きます。
アルドステロンは腎臓でナトリウムの再吸収を促し、カリウムと水素イオンの排泄を増やします。
水素イオンが失われるため、血液がアルカリ性に傾きます。
3:× メラトニンは、夜間に分泌が減少するのではなく増加します。
光で分泌が抑えられ、暗くなると松果体から多く分泌されます。
4:× 不感蒸泄では、電解質の喪失はみられません。
皮膚や呼気から水分だけが失われる現象であり、汗とは異なり電解質を含みません。
5:× 食物摂取後は、熱産生が抑制されるのではなく増加します。
これを食事誘発性熱産生(DIT:Diet-Induced Thermogenesis)といいます。
【ポイント】
原発性アルドステロン症では、高血圧、低カリウム血症、代謝性アルカローシスがみられます。
不感蒸泄は水分のみの喪失で、成人で1日約900mLとされます。