正答3
解説
正解は3です。
女性生殖器や乳房のがん、妊娠合併症の特徴と定義を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 子宮頸がんは、腺がんではなく扁平上皮がんが多くを占めます。
2:× ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、子宮体がんではなく子宮頸がんの予防に用いられます。
子宮頸がんの多くはHPVの持続感染が原因です。
3:○ 閉経後の肥満は、乳がんのリスク因子です。
閉経後は脂肪組織でエストロゲンがつくられるため、肥満によりエストロゲンの作用が増えます。
4:× 妊娠高血圧症候群の重症度は、浮腫の有無では分類しません。
浮腫は診断・分類の基準から除かれており、重症度は血圧の値や臓器障害の有無で判定します。
5:× 妊娠中に発症した明らかな糖尿病は、妊娠糖尿病ではなく「妊娠中の明らかな糖尿病」と呼ばれます。
妊娠糖尿病は、妊娠中に初めて見つかった、糖尿病に至っていない糖代謝異常です。
【ポイント】
子宮体がんはエストロゲン依存性で、肥満や未経産がリスク因子です。
妊娠中の糖代謝異常は、妊娠糖尿病、妊娠中の明らかな糖尿病、糖尿病合併妊娠の3つに分けられます。