正答4
解説
正解は4です。
食品の一次機能は栄養、二次機能は嗜好(おいしさ)、三次機能は生体調節の働きです。
三次機能による具体的な作用の仕組みが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 食後血糖値の上昇を緩やかにするのは、胃内滞留時間の短縮ではなく延長です。
水溶性食物繊維などは、胃からの排出を遅らせて糖の吸収を緩やかにします。
2:× α-グルコシダーゼの阻害は、インスリンの分泌を促進するのではありません。
二糖類の分解を遅らせ、食後血糖値の上昇を抑えます。
3:× アンジオテンシン変換酵素(ACE)の阻害は、アレルギー症状ではなく血圧上昇を抑える作用です。
かつお節オリゴペプチドなどがこの作用をもちます。
4:○ カゼインホスホペプチド(CPP)などは、腸管内でカルシウムを溶けた状態に保ちます。
その結果、カルシウムの吸収が促進されます。
5:× エストロゲン様作用は、う歯の抑制ではなく骨の健康の維持に関わる作用です。
大豆イソフラボンが代表で、骨からのカルシウム溶出を抑えます。
【ポイント】
三次機能を表示に用いた代表が特定保健用食品です。
う歯の予防に関わる成分には、キシリトールなど、むし歯の原因になりにくい甘味料があります。