正答4
解説
正解は4です。
体たんぱく質の合成と分解を調節する因子、たんぱく質の代謝回転を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× たんぱく質を過剰に摂取すると、アミノ酸の異化は抑制ではなく促進されます。
余ったアミノ酸はエネルギー源として分解され、窒素は尿素として排泄されます。
2:× ロイシンは、体たんぱく質の合成を抑制するのではなく促進します。
mTORという経路を活性化して合成を高めます。
3:× インスリンは、体たんぱく質の合成を抑制するのではなく促進します。
インスリンは同化を進めるホルモンです。
4:○ 絶食時には、インスリンの分泌が減り、体たんぱく質の合成が抑制されます。
同時に分解が進み、生じたアミノ酸が糖新生に使われます。
5:× アルブミンは、トランスサイレチンより代謝回転速度が遅いたんぱく質です。
半減期はアルブミンが約3週間、トランスサイレチンが約2日です。
【ポイント】
代謝回転が速いトランスサイレチン、トランスフェリン、レチノール結合たんぱく質は、短期間の栄養状態の指標(RTP:急速代謝回転たんぱく質)として用いられます。