正答4
解説
正解は4です。
体液の電解質組成と、酸塩基平衡・浸透圧の調節を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× カリウムイオン濃度は、細胞外液より細胞内液の方が高くなっています。
細胞内液の主な陽イオンはカリウム、細胞外液はナトリウムです。
2:× 不感蒸泄では、電解質の喪失は起こりません。
皮膚や呼気から水蒸気として水分だけが失われます。
3:× 低張性脱水ではナトリウムが不足しているので、ナトリウムを含まない水ではなく、ナトリウムを含む輸液や経口補水液で補います。
4:○ 重炭酸イオンは、炭酸・重炭酸緩衝系として血液のpHを保ちます。
肺による二酸化炭素の排出と、腎臓による重炭酸イオンの再吸収で調節されます。
5:× 血中ナトリウムイオン濃度が上昇すると、血漿浸透圧は低下ではなく上昇します。
ナトリウムは血漿浸透圧を決める主な成分です。
【ポイント】
発汗ではナトリウムなども失われますが、不感蒸泄では水だけが失われます。
血液のpHは7.40±0.05の範囲に保たれています。