正答3
解説
正解は3です。
サラゾスルファピリジンは、潰瘍性大腸炎の治療に用いられる5-アミノサリチル酸製剤です。
この薬は、葉酸の吸収と利用を妨げることが知られています。
【選択肢別解説】
1:× ビタミンKの吸収は、抗菌薬による腸内細菌の減少や脂肪吸収障害で低下します。
サラゾスルファピリジンで特に問題になる栄養素ではありません。
2:× ビタミンB1は、アルコールの多飲などで欠乏しやすいビタミンです。
サラゾスルファピリジンによる吸収低下は知られていません。
3:○ サラゾスルファピリジンは、小腸での葉酸の吸収を阻害します。
長期服用では葉酸欠乏による巨赤芽球性貧血に注意が必要です。
4:× パントテン酸は多くの食品に含まれ、欠乏はまれです。
サラゾスルファピリジンで吸収が低下する栄養素ではありません。
5:× ビタミンCの吸収は、サラゾスルファピリジンの影響を受けません。
【ポイント】
葉酸の吸収・代謝を妨げる薬には、サラゾスルファピリジンのほか、メトトレキサートや一部の抗てんかん薬があります。
薬と栄養素の相互作用は頻出なので、組合せで覚えます。