正答4
解説
正解は4です。
体液量・pH・自律神経・ホルモン調節・体温など、恒常性に関する基本的な数値と機序を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 成人の体水分量は、体重の約60%です。
30%ではありません。
2:× 動脈血のpHは、7.0ではなく約7.40(7.35〜7.45)に保たれています。
3:× 交感神経の節後線維と心筋の間の神経伝達物質は、ノルアドレナリンです。
アセチルコリンは、副交感神経の節後線維などで使われます。
4:○ コルチゾールが増えると、視床下部からのCRHと下垂体からのACTHの分泌が抑えられます。
最終産物が上位のホルモン分泌を抑えるこのしくみが、負のフィードバック機構です。
5:× 体温は早朝に最も低く、夕方に最も高くなります。
早朝が最も高い、というのは逆です。
【ポイント】
視床下部(CRH)、下垂体前葉(ACTH)、副腎皮質(コルチゾール)の流れと、その負のフィードバックはセットで覚えます。
甲状腺ホルモン(TRH・TSH・T3/T4)も同じしくみで調節されています。