正答2
解説
正解は2です。
アミノ酸由来の生理活性物質、糖原性アミノ酸、ペントースリン酸回路などの代謝を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ドーパミンは、グルタミン酸ではなくチロシンから、ドーパを経て生成されます。
グルタミン酸からは、GABA(γアミノ酪酸)が生成されます。
2:○ バリンは、代謝されるとスクシニルCoAを経てクエン酸回路に入ります。
そこから糖新生に利用できるため、糖原性アミノ酸です。
3:× ヒスタミンは、ヒスチジンの脱炭酸反応によって生成されます。
チロシンの脱炭酸ではチラミンが生成されます。
4:× ペントースリン酸回路で生成されるのは、NADHではなくNADPHです。
NADPHは、脂肪酸やコレステロールの合成に使われます。
5:× コレステロールは、分解してATPを得ることができず、エネルギー源にはなりません。
細胞膜の成分や、胆汁酸・ステロイドホルモン・ビタミンDの材料として使われます。
【ポイント】
ケト原性のみのアミノ酸はロイシンとリシンです。
バリンは糖原性、イソロイシンは糖原性かつケト原性と、分枝アミノ酸でも分類が異なる点に注意します。