正答2
解説
正解は2です。
迷走神経の分類と、興奮したときの作用を問う問題です。
迷走神経は副交感神経の主力なので、副交感神経の作用を思い浮かべると判断できます。
【選択肢別解説】
1:× 迷走神経は、脊髄神経ではなく第Ⅹ脳神経です。
延髄から出て、頸部、胸部、腹部の臓器に広く分布します。
2:○ 迷走神経は、心臓、肺、消化管などに分布する副交感神経線維を含みます。
副交感神経の線維の大部分が迷走神経を通ります。
3:× 迷走神経が興奮すると、壁細胞が刺激され、胃酸分泌は促進されます。
抑制されるのではありません。
4:× 迷走神経が興奮すると、洞房結節の働きが抑えられ、心拍数は減少します。
心拍数を増加させるのは交感神経です。
5:× 迷走神経が興奮すると、胆嚢は収縮します。
弛緩するのではありません。
【ポイント】
副交感神経は「休息と消化」の神経で、消化液の分泌と消化管運動を高め、心拍数を下げます。
胆嚢の収縮には、迷走神経のほか、消化管ホルモンのコレシストキニンも働きます。