特定健康診査の結果、動機付け支援の対象となった勤労男性に対する初回面接である。
面接を始めたところ、「会社に言われたから来た」と言い、口数は少ない。
面接の進め方として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
動機付けが低く、口数の少ない対象者との初回面接の進め方を問う問題です。
「会社に言われたから来た」という発言から、本人はまだ改善の必要性を感じていない無関心期にあると考えられます。
まずは話しやすい雰囲気をつくり、関係を築くことが優先されます。
【選択肢別解説】
1:× 必要性を強く訴えると、対象者は押し付けられたと感じて反発しやすくなります。
信頼関係ができる前の説得は逆効果です。
2:× 開かれた質問は自由に答える必要があるため、口数の少ない人には負担になります。
繰り返すと沈黙が続き、面接がかえって進みにくくなります。
3:○ 閉ざされた質問は「はい・いいえ」や短い言葉で答えられます。
答えやすい質問から始めることで発言のハードルが下がり、対話のきっかけをつくれます。
4:× 笑顔で待ち続けるだけでは、話すきっかけを与えられません。
沈黙が長引くと、対象者の居心地の悪さが増してしまいます。
【ポイント】
開かれた質問は話を広げるとき、閉ざされた質問は話の糸口をつくるときに使うと覚えましょう。
相手の状態に合わせて、2種類の質問を使い分けることが大切です。