食品会社に勤める管理栄養士が、新しい減塩調味料の販売促進方法を企画した。
その企画内容と、イノベーション普及理論に基づく普及に必要な条件の組合せである。
最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2です。
イノベーション普及理論で、新しいものが広まりやすくなる5つの条件を、具体的な企画と結びつける問題です。
5つの条件は、比較優位性(相対的優位性)、適合性、複雑性、試用可能性、可観測性です。
【選択肢別解説】
1:× 既存の商品より優れている点をラベルで示すことは、比較優位性に働きかける企画です。
適合性ではありません。
2:○ 減塩教室で新商品を実際に使ってもらうことは、購入前に試すことのできる機会を提供する企画です。
これは試用可能性に働きかける企画です。
3:× 利用者のニーズから生まれた商品であることを宣伝することは、利用者の価値観やニーズに合っていることを示す企画です。
これは適合性に働きかける企画で、可観測性ではありません。
4:× 1回使用量を調整できる容器は、使い方をわかりやすく簡単にする工夫です。
これは複雑性を下げる企画で、比較優位性ではありません。
5:× モニターに感想をSNSで発信してもらうことは、使った人の様子や効果を他の人が見られるようにする企画です。
これは可観測性に働きかける企画で、複雑性ではありません。
【ポイント】
比較優位性・適合性・試用可能性・可観測性が高いほど、また複雑性が低いほど、新しいものは普及しやすくなります。
ロジャーズは、普及の過程で採用者をイノベーター、初期採用者、前期追随者、後期追随者、遅滞者に分類しています。