正答5
解説
正解は5です。
てんかん食(ケトン食)と、その摂取により生じる代謝を問う問題です。
ケトン食は糖質を極端に減らし脂質を多くした食事で、体内でケトン体を産生させて発作を抑えることを目的とします。
【選択肢別解説】
1:× てんかん食は、高炭水化物ではなく低炭水化物・高脂肪の食事です。
たんぱく質は成長に必要な量を確保します。
2:× 摂取によりケトン体が増えるため、血中3-ヒドロキシ酪酸値は低下ではなく上昇します。
3:× ケトン体は酸性の物質なので、増えると血液pHは上昇ではなく低下する傾向になります。
4:× ケトン体は、筋肉ではなく肝臓で脂肪酸から合成されます。
肝臓自身はケトン体を利用できません。
5:○ ケトン体は血液脳関門を通過し、脳でエネルギー源として利用されます。
糖質が不足すると、脳はグルコースの代わりにケトン体を使います。
【ポイント】
ケトン体は「肝臓でつくり、肝臓以外(脳・筋肉・心臓)で使う」と覚えましょう。
ケトン体の増加は代謝性アシドーシスの原因になります。