正答3
解説
正解は3です。
身体計測、生化学検査、体液バランス、窒素出納などの栄養アセスメントの指標の意味を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ウエスト周囲長の測定は、皮下脂肪ではなく内臓脂肪の蓄積量の推定に用います。
内臓脂肪面積100 cm²に相当する値として、男性85 cm以上、女性90 cm以上が基準とされます。
2:× 生体指標は、食事摂取状況を反映します。
血液や尿中の栄養素やその代謝物の濃度は、摂取量によって変化します。
3:○ 尿中クレアチニン排泄量は、全身の筋肉量と相関します。
クレアチニンは筋肉のクレアチンから一定の割合で生じるため、筋肉量の指標になります。
4:× 高張性脱水では、血漿浸透圧は低下するのではなく上昇します。
水分の喪失がナトリウムの喪失より多く、血液が濃くなるためです。
5:× 窒素出納が負のときは、体たんぱく質量は増加するのではなく減少しています。
摂取した窒素より排泄した窒素が多く、体たんぱく質が分解されている状態です。
【ポイント】
尿中クレアチニン排泄量を身長から求めた標準値と比べたものを、クレアチニン身長係数といいます。
窒素出納が正なら体たんぱく質は増加、負なら減少と覚えます。