正答3
解説
正解は3です。
平均寿命の定義と性質を問う問題です。
平均寿命とは0歳時点の平均余命のことで、生命表から算出されます。
【選択肢別解説】
1:× 0歳の死亡率が低下すると、平均寿命は短くなるのではなく延びます。
平均寿命は乳児死亡の影響を強く受ける指標だからです。
2:× 各年齢に対して算出されるのは平均余命です。
平均寿命は0歳の平均余命だけを指します。
3:○ 平均寿命は全年齢の死亡状況を集約した指標です。
生命表は各年齢の死亡率をもとに作られるため、その0歳平均余命には全年齢の死亡が反映されます。
4:× 平均寿命の算出に障害調整生存年数(DALYs)は使いません。
DALYsは早死による損失年数と障害を抱えて過ごす年数を合計した、疾病負担の指標です。
5:× 目標の向きが逆です。
健康日本21(第二次)は「平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加」を目標としています。
【ポイント】
平均寿命と健康寿命の差は「不健康な期間」を意味し、この差を縮めることが健康づくりの目標です。
平均余命は年齢ごと、平均寿命は0歳のみ、という区別を押さえます。