正答3
解説
正解は3です。
感染症の基本用語と、新興・再興感染症の定義を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 宿主は感染症の原因となる微生物ではなく、病原体が感染する側の生物(ヒトなど)を指します。
原因となる微生物は病原体と呼びます。
2:× 潜伏期は、病原体が感染してから症状が現れるまでの期間です。
症状が改善した後も病原体が残っている状態は、保菌(キャリア)などと呼ばれます。
3:○ 不顕性感染とは、感染しても症状が現れない感染をいいます。
本人は気づかないまま病原体を排出し、感染源になることがあります。
4:× 結核は新興感染症ではなく、再興感染症です。
新興感染症は、新たに認知され公衆衛生上の問題となった感染症で、重症急性呼吸器症候群(SARS)やエボラ出血熱などが該当します。
5:× 再興感染症とは、同じ患者に繰り返し発症する感染症ではありません。
いったん制圧されかけたものの、再び流行して問題になっている感染症のことです。
【ポイント】
感染症成立の3要素は、病原体(感染源)・感染経路・宿主の感受性です。
再興感染症の代表は結核・マラリア・デング熱などです。