正答3
解説
正解は3です。
食物連鎖における人間の位置、食嗜好の形成、わが国の食料自給率、食品に関わる環境指標を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 人間は二次消費者だけに位置しているのではありません。
植物を食べれば一次消費者、草食動物を食べれば二次消費者、魚などを食べれば三次以上の消費者にもなります。
2:× 個人の食嗜好は幼児期から高齢期まで変化しないわけではありません。
食経験の積み重ねや生活環境、加齢による味覚の変化などで、生涯にわたり変化します。
3:○ わが国の生産額ベースの総合食料自給率は、2000年以降おおむね60〜70%で推移しています。
カロリーベースの自給率(約40%)より高いのは、国産の野菜や畜産物など単価の高い品目の寄与が大きいためです。
4:× 地産地消が進むと、フードマイレージは大きくなるのではなく小さくなります。
フードマイレージは食料の重量に輸送距離を掛けた指標で、近くの食料を食べれば輸送距離が短くなるからです。
5:× 食品ロスは不可食部の廃棄ではなく、本来食べられるのに捨てられてしまう食品(可食部)を指します。
【ポイント】
食料自給率には、カロリーベースと生産額ベースの2つがあり、カロリーベースの方が低いことが特徴です。
食品ロスの削減は、食品ロス削減推進法に基づいて国全体で取り組まれています。