正答3
解説
正解は3です。
放射性物質による被曝の種類、食品の基準値、放射性核種の性質、食品照射を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 食品の摂取を介した被曝は外部被曝ではなく、内部被曝です。
放射性物質が体内に取り込まれ、体の中から放射線を受けるためです。
2:× わが国の食品中の放射性物質の基準値は、プルトニウムではなく放射性セシウムを対象としています。
一般食品では100 Bq/kgと定められています。
3:○ ヨウ素131の物理学的半減期は約8日です。
体内に取り込まれると甲状腺に集まりやすい性質があります。
4:× ストロンチウム90は筋肉ではなく、骨に集積しやすい性質があります。
カルシウムと化学的な性質が似ているためです。
筋肉に分布しやすいのはセシウム137です。
5:× じゃがいもの発芽防止に用いられているのはベータ線ではなく、コバルト60のガンマ線です。
わが国で食品照射が認められているのは、じゃがいもの発芽防止だけです。
【ポイント】
食品の基準値は放射性セシウムで設定されていますが、ストロンチウムなど他の核種の影響も考慮して決められています。
主な集積部位は、ヨウ素が甲状腺、ストロンチウムが骨、セシウムが筋肉です。