正答4
解説
正解は4です。
食品添加物の安全性評価の仕組みと、表示のルール、分類を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 一日摂取許容量(ADI)を設定するのは厚生労働省ではなく、内閣府の食品安全委員会です。
食品安全委員会がリスク評価を行い、厚生労働省はその結果に基づいて使用基準を定めます。
2:× 無毒性量(NOAEL)はヒトではなく、動物を用いた毒性試験の結果に基づいて設定されます。
NOAELを安全係数(通常100)で割ってADIを求めます。
3:× 輸入した柑橘類をばら売りする場合も、防かび剤の表示は省略できません。
売り場の値札や掲示などで、使用した防かび剤の名称を表示する必要があります。
4:○ 調味を目的に添加したアミノ酸類は、一括名で表示できます。
「調味料(アミノ酸)」や「調味料(アミノ酸等)」のように表示します。
5:× 着色料の赤色2号は既存添加物ではなく、指定添加物です。
指定添加物は、安全性と有効性を確認して厚生労働大臣が指定したものです。
既存添加物は、長い使用実績があるとして例外的に使用が認められた天然添加物です。
【ポイント】
ADIは「NOAEL÷安全係数」で求め、評価は食品安全委員会、基準の設定は厚生労働省が担います。
一括名表示ができるのは、調味料・香料・乳化剤・酸味料など、目的が同じで複数を組み合わせて使う添加物です。