K 県健康増進課に勤務する管理栄養士である。
K 県では、国の結果と比較できるように、国民健康・栄養調査と同じ方法で、県民健康・栄養調査を実施することになった。
食事記録内容の確認を行ったところ、飯の量が「茶碗 1杯」と記録されていた。
この場合に重量を推定するための対応である。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
あらかじめ設定された換算表を用いて推定する。 調査員の自宅で使用している茶碗の大きさから推定する。 口頭で、普通盛りか、大盛りかを、対象者に確認して推定する。 フードモデルや実物大食品カードを用いて、対象者に確認して推定する。 購入状況を確認しています… 正答 4
解説 正解は4です。
「茶碗1杯」のような目安量の記録は、茶碗の大きさや盛り方で重量が大きく変わります。
対象者本人に実際の量を確認して、重量を正確に推定することが大切です。
【選択肢別解説】
1:× あらかじめ設定された換算表は、平均的な茶碗の量を想定しています。
対象者が使う茶碗の大きさや盛り方の違いを反映できません。
2:× 調査員の自宅の茶碗は、対象者の茶碗とは大きさが異なります。
調査員の主観が入るため、推定の誤差が大きくなります。
3:× 「普通盛り」「大盛り」の感覚は人によって違います。
口頭だけの確認では、重量の推定にばらつきが出ます。
4:○ フードモデルや実物大食品カードを見せると、対象者は実際に食べた量に近いものを選べます。
視覚的に確認できるので、重量をより正確に推定できます。
【ポイント】
食事調査で目安量を重量に換算するときは、フードモデル・実物大写真・実際の食器などの補助ツールを活用します。
調査員間で同じツールを使うことで、推定のばらつきも減らせます。